2011年11月04日

大阪都構想をひと言で言ってみる(その1)

 このブログの記事は、長くて、ややこしくて、読み辛いです。多分、もっと簡単に端的に書いてよっていう方も多いはず。
 ということで、ツイッターで書いてたものを載せてみます。文字数制限の中で書いてるので、1つずつは、短いです。結論しか書いてないのが多いので、詳しくはブログの他の記事を参照ください。
 問題点のみをつっこみ入れてる内容が多いので、筋立てて短く読みたい方は、まとめブログや立命館大学の村上弘教授の「大阪都構想 −メリット、デメリット、論点を考える−」をお勧めします。

 今回は、大阪都構想(一般)です。
 なお、文章はツイート時とは、内容の補足などのため、一部編集しています。


大阪都構想を簡単に言ってみる。大阪市民の福祉や身近な行政のための財源を3〜4割削って、大阪府が大型公共工事を行うってこと。それで大阪の未来は薔薇色だって。でも公共工事で地域発展って、何十年前の発想?大阪府に投資の財源が必要というなら、府民全体で負うんじゃないの?大阪市民だけ、負担が大き過ぎるよ。それに、その手段として大阪市を特別区に分割するから、功罪いっぱい出てくるしね。
10月19日

大阪都構想を「緋弾のアリア」風に言ってみる。「わたし(府)がどでかい投資をやるためには、大阪市の財源、資産、権限は全部、わたしの自由にできなきゃいけないの。だから、大阪市は、わたしの奴隷になりなさい。これまでの投資話(関空関連事業や彩都)は失敗したけど、今度こそ間違いないのだから」
2011年7月16日(土) 03:30

大阪都構想で大阪の景気がよくなるの?大阪市民の身近な行政を半減近くさせて、大阪府が得る財源は2500億円。19年から21年の府の税収減は2800億円。国が毎年20兆円投入して経済対策してもなかなか効果は上がらない。市民の身近な行政を削って賭けるなら、本当に効果があるのかは大切だ
10月23日

大阪都構想の説明では「大阪は世界の成長都市に匹敵する経済規模を持っている。それを活かしきれないのは『大阪が府と市に分断されているから』だ」と主張する。ただ、それが原因だというちゃんとした根拠は示されていないので『』の中は、『知事が無能だから』でも『日本語という国際性のない言葉を使ってるから』でも、何を入れても同じ確からしさで当てはまる
10月2日

大阪都構想による府市対立解消を簡単に言うと、大阪市のままだと市税や市財産は市民の利益のために活用しなければならないが、大阪都になれば260万市民の利益は気にせず市税や市財産を活用できるということ。現在でも大阪市民は、大阪府からは僅かな見返りしかないのに、市域内地方税の半分を大阪府へ納め、(大阪市は府下の3割の人口でしかないのに)大阪府の税収の6割を支えるが、それだけでは大阪市民には奉仕の心が足りないのだろう
2011年9月1日(木) 22:09

橋下知事は、大阪府と大阪市が一致しなければ(府市が共同で行うことは)何も決まらないというのではダメだというが、地方自治ではたくさんの自治体が共同で様々なことを行うのは当然のことだ。当たり前の調整ができないから、全て上意下達で決められる統治機構が必要だという極端な主張になる
10月23日

大阪府・大阪市の力を合せて大阪の活性化を目指すなら、スピード・コスト共に府市協調が最善だ。その最大の障害は、橋下維新が頭から否定していること。本質の障害は、win-winを目指さずに、大義名分を振りかざし負担の押し付け合いを行うこと。逆に言えば、その解決策を探す方が、早くて安い
10月27日

大阪都構想の肝を広域行政の一元化だという意見があるようだ。でもそれなら、都構想などせずとも大阪市・堺市が中核市に移行するだけで解決する。現行法でできるし市の分割から発生する多数の問題点も無くなる。きちんと市民に説明するなら反対する気もない。でも橋下知事は賛同しないだろう。それでは大阪市を解体できないから
10月13日

大阪都構想が住民サービスを危うくするのは、市役所で無駄を省いた分を全部、大阪府へ持っていくのが基本構造だから。しかも、「無駄を省いた分」として持ってく大金が先に決まってて、残金でちゃんと住民サービスができるかは、区民が選んだ区長の責任。ねっ、危ういでしょう

二重行政解消の財源効果など最初からほぼない特別区では、大阪市の3区相当予算1850億円(都移管分、補正後)を中核市なみ約1000億円に減らすことになる。行政サービスを削らないためには、人件費削減に頼るしかないが、大阪市の人件費って全部で2650億円で、特別区に分割すると平均330億円。人件費ゼロでもまだ足りない。結局、行政サービスへのしわ寄せしかない
10月19日

大阪維新の会の大阪市の全ての行政サービス保証って、こういうことって思ってる。市の独自サービスの予算規模が400億円として、3区分1850億円の予算を1000億円まで削った上で、独自サービス分を1特別区50億円上乗せ。1050億円で、どうサービス維持をするかは、特別区の手腕みたいな
10月10日

吹田市の維新の会の市長が、予算を1150億円から1000億円へ削るために、住民サービスをメッタ切りにしようとしている。大阪都構想で維新の会が大阪市に対して主張している理屈なら、特例市の吹田市は8〜900億円程度までなら住民サービスを十分維持できるはずなのに。やっぱり予算を大幅に削って住民サービス変わらないなんて、机上論か
10月29日

キャストの橋下知事。市税の4割を都へ財源移転について「仕事とお金がワンセットなんです。都と特別区で仕事とお金を再配分するだけ。」と説明。でも、都が引き受ける業務は一般財源で330億円。都への財源移転は2400億円。全然釣り合わない。しかも市の財源って、元々は全部、身近な行政のためのお金だよ

大阪都構想の不思議な話。「大阪市は無駄遣いばかりだ」「徹底的に行政を見直し、コストカットを行う」「でも、市民には還元しない」・・コストカットして市民に還元しないなら、市民にとっては無駄遣いが続いてるのと変わらない。市民に残るのはコストカットのサービス劣化だけ。それでも拍手するの?
2011年8月31日(水) 18:55

大阪都構想では、権限の基礎と広域の整理は強調するのに、財源の基礎と広域の整理には触れない。しかも、大阪市民の払った府税を大阪市域に使う発想がない。だから、大阪都になっても大阪市民の広域行政は、基礎財源から今まで以上に賄って、残りを特別区の財源に与えてくれるらしい。どこに行ったんでしょう、僕の払った府民税

大阪維新の会は、大阪市分市案では財源調整に問題があるので大阪都構想だというのだけど、配分財源の39%と一部税目を都に移転した後の各特別区の財政状況が、分市案の時より好ましい内容になっているか確認できる資料って見たことないんだけどなぁ
10月21日

府議会の協議会に出された大阪都構想の財源配分シュミレーションを見てると、「二重行政解消」ではほぼ財源が生まれないような。市から都に移る広域行政って、市財源8700億円中330億円。330億円の何割が効果になるの?二重行政と叫んだ施設も廃止はしないみたいだし。大阪市分割のスケールメリット喪失の方が、よほど無駄
10月19日

図書館、体育館、水道程度しか例を挙げれない二重行政のことを重要視しながら、大阪市を8〜9の特別区に分割して、無駄が出ないか気にしないのは不思議だ。市役所1ヶ所でしてた業務を8つの特別区でするなら、8倍の業務になって無駄が出てくるよね。都に統合されるのは、市の業務は5%で、分割するのは、市の業務の95%だよ
10月27日

橋下知事は、図書館、体育館など「二重行政」で無駄だというが、政策をよく読むと一本化するんじゃなくて「統合運用」するだけなんだって。結局、無駄だ無駄だと言い立てるだけで、橋下知事のいう「二重行政の無駄」は、ほぼ変わらない。まあ、実際には無駄になってない施設の廃止なんてできないよね
10月23日

橋下知事のいう図書館などの「二重行政の無駄」を解消するには、大阪府が二重で無駄と思う府の施設を廃止し、節約した経費を府の財政再建に充てるのが、一番早くて、効果的だ。なのに、時間も移行費用も莫大に必要となる大阪都構想なのだという。「二重行政解消」って建前なのだろうね
10月23日

橋下知事の言う二重行政とは本来の意味と異なり、似た規模の自治体が競って公共施設を作ることのようだが、府市に替えて、大阪市を分割することで、似た規模の特別区を8つも作って、なぜ「二重行政解消し無駄が減る」と主張できるのか、理解に苦しむ。同じに考えると今度は、8つの特別区が競って公共施設を作ることになりそうだが。
10月10日

大阪都構想では、大阪市民の基礎自治体を30万人単位に分割すれば、今までよりずっと良い行政になるのだという。でも分市だとうまく行かないから、都構想なのだという。分市でうまく行かない時点で「30万人単位に分割すれば、今までよりずっと良い行政になる」って理論、破綻してないか
10月26日

橋下知事は、基礎自治に260万は大き過ぎるが、広域行政に大阪府は小さいくらいだと語る。けれど、橋下知事が問題にしたのは、首長や議会に住民の声が届くかだ。260万の自治体が、巨大過ぎて住民の声が届かないなら、850万の自治体で住民の声が届くはずもないが、そこは否定する。どこかに嘘がある
10月23日

区長公選制って、区長を住民が選ぶことじゃなくて、特別区という基礎自治体みたいなものを作ること。特別区は作るには法改正が必要で、大阪市という基礎自治体の中に、基礎自治体と変わらない特別区は置けないから、府県の下に置くしかない。つまり大阪都構想ってなる。大阪都構想と区長公選制って、同じ事の言い方を変えてるだけ

堺市民は、堺市がなくなることをストレートに理解してると思うけど、大阪市民は、市役所−区役所が、都庁−区役所になるだけと思ってる人が多いかも
2011年9月5日(月) 01:23

維新の会はそう言わないけど、大阪市が分割されて予算や権限の小さな特別区になり、24区はちっちゃな事務所しかもたない地域自治区に格下げになるんだよ。
2011年8月6日(土) 02:19

大阪市分割→特別区、行政区→地域自治区、区政会議→地域協議会という分かりやすい説明をしたら、多分、大阪都構想を曲解する悪意の説明だとか、言われるのかなぁ?
2011年8月6日(土) 16:21

今の24区の地域が地域自治区になると、例えば大阪都実現後に生野区を含む特別区の選挙で、「生野区の規模があれば、立派にひとつの市の規模がある。それなのに、なぜ区長を選挙で選べないのか?区の予算が、一般的な市の数百億の予算がないのか。」と、今の区役所を批判してたことが、全部自分たちに返ってくるって、分かってるのかな?
2011年8月6日(土) 16:38

大阪維新の会の主張では、大阪市を特別区に分割すると、それぞれが競って良い行政が行われるようになるそうだが、大阪府と大阪市が競って良い行政をしようとすると大阪は沈没するそうだ。「大阪市分割したい」が先にあって、都合の良い理屈を貼り付けただけに見える
10月10日

維新の会の「特別区が競って良い行政」の論は、区長や区議が選挙で勝つためには、区民の意見や他市の良い所をどんどん取り入れるといったことに立脚すると思う。でもそれなら、市長・市議が今も同じように頑張ってる。今より良くなるとは、ぜんぜん説明できてないように思う
10月10日

なかなか区割り案を示してくれないが、大阪都構想を府の強化策と捉えるなら、大阪市の解体と府への財源・事業・資産の移転ができれば、区割りはどうでもよく、ただ面倒な障害。住民の行政をより良いものにするために、どんな風にしていこうと考えるなら、24区の再編・区割りは最大級の柱。市民を見てるか、見てないかで区割りの重要性は大きく変わる

維新の会マニフェストで「大阪都が実現するまでの間、現在の24の行政区を市内8〜9にブロック化して、合理化を図ります。」だって。4年後の都構想までだから、もう、すぐにだね。それなら、区割り案や施設の統合を、今、説明しておかないと、いけないと思うよ
2011.11.03 02:20

維新の会の吹田市長は、吹田区にはならないんだって。橋下知事さえも、自分の住む豊中市を都構想に含めない。大阪都になることが、そこに住む住民にとって素晴らしいなら、「市」を廃して大阪府の「区」になればいいのに。
2011年9月2日(金) 22:50

大阪都構想で、大阪市や堺市が特別区に狙われ、吹田市や豊中市が含まれないのは、大阪府にとっての利用価値の差なのだろうけど、それはそこに住む住民に良いことかどうかと関係がない。住民にとって、市町村を廃して「区」になるのが素晴らしいなら、大阪府下を全て「区」にするのが府知事の務めだろうに
2011年9月2日(金) 23:35


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posted by 結 at 02:33| Comment(0) | 概要 | 更新情報をチェックする
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