2010年07月28日

橋下知事、大阪都構想を語る(その1)

 7月26日に、毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」に出演され、大阪都構想の説明をされました。
 まずは、できるだけそのまま、記事にしたいと思います。まとめは、また後日、別の記事にしますので、短く読みたい方は、そちらをどうぞ。

 以下は、テープ起しの要領で、なるべくそのままを心掛けましたが、司会者やコメンテーターの発言は適当に略してる部分があります。また、大阪都構想の説明でない話題などは、省略しています。
 (知)知事、(司)司会者、(コ)コメンテーターの意味です。

(司)こっからは、大阪府知事の橋下徹さんです。今、知事というようの紹介しましたけれど、色々問題があって、公務を終えられたというのが、ひとつの条件です。
(知)知事としての仕事は終えたということです。

(司)遠慮せんと聞いてみる、大阪のこれから。
 今日は、維新の会代表という意味でもお話を伺えるという意味でも、公務を離れたというのが条件なんです。
 今年1月から連呼されている大阪都構想、どうなってます?
 「府」と「市」を解体し、再編する「大阪都構想」は、これまでに、
大阪都は20区になる。
大阪市(政令市)、現在24区が8つの都区に
で、堺市は現在7区ありますが3つの都区に分けると、
周辺の9つの市を都区に衣替えをしまして、豊中、吹田、守口、八尾、松原、大東、門真、摂津、東大阪などが、そういうことなんですけども、
特徴は、
・都は、産業基盤整備や広域調整を担う。
・区は、人口30万人程度の基礎自治体にする。
・各区には、公選制(司会、公職選挙制と読んでしまう。)の区長と区議会を置く。
(知)公選制ですね。選挙で選ばれたということです。
(司)府市あわせ(不幸せ)の解消を、5年以内の実現を目指す。
大体、大雑把に書いたのですが。

(知)これあの周辺の9つの司を、都区に衣替えというのは、最初に大阪維新の会の一部メンバーが出した案を基に、バッと流れたんですけども、このエリアというのは、東京23区と同じエリアにポンと当てはめただけなんですね。23区のエリアと人口に当てはめただけで、今、大阪維新の会で、まずは目指していこうというのは、大阪市、堺市をターゲットにしてますね。で、残りの9つの市は、その時期をみて、次のステップということをやらないと、一気には、やっぱりできませんので、今、やっぱり大阪市が中心ですね。

(コ)9つの市といいますか、これもやっぱり、30万人をひとつというイメージですか。
(知)ただね、今、市として機能していますから、そこに新しい機能として、どういう権限を与えるか、どういうお金を与えるか、より市が独立して機能するために、どうしたらいいのかってことを考えてるんで、30万ということには、拘っていません。
 大阪市の中は、30万というのは、今こだわってますけどね。
 豊中、吹田、守口とか、ある一定規模として、今やってますからね。

(司)これ一般の人が、大阪市民としても、堺市民にしても、今できあがっている自治体があるじゃないですか。それが区になると、どうなるんだろうという、漠然とした心配、不安があると思うんですが、その時は、どのように答えてらっしゃるんでしょう。
(知)あの、これは今回の大阪市議会の選挙でも言っていたことで、難しいことをずっと並べても仕方がないんですけど、簡単に言えば、大阪市って名前がついてますけど、これはね、もう、県とおんなじなんです。266万いるんです。
 日本の自治体の中で、266万っていったら47都道府県のうち、12番目くらい、京都府とおんなじなんです。規模は、京都府や広島県と一緒。じゃあ、京都府、どういう自治体なのかなぁと頭でイメージしてもらうと、京都府の中には、えぇ、15の市、それから10の町、それから1の村、こういうのが、京都府の中にある訳です。京都市、亀岡市とか、宇治市とかあるじゃないですか。みんな、それぞれに市長がいるわね。

 しかし、大阪市って、見てください。大阪市って、巨大な県と考えて、中に選挙で選ばれた市長って、誰もいないんですよ。これは、おかしいんです。
 じゃあ、他の広島県とか、京都府とかですよ。山梨とかいうとこは、100万規模、みんな100万人規模の中に、ちゃぁんと何十人も市長さんがいる。県があって、例えば、京都府で、もう今、市町しらない、全部を京都府知事が全部やると言ったらね、京都府ね、もう大暴動が起きますよ。そんなの、ちゃんと市長を置いてくれ、住民の身近なことは市長に委ねろというはずなんです。

 このおかしな状態が、今の大阪市なんですよ。だから、この260万くらいの規模になれば、もっと住民に近いところで、選挙で選ばれた長がいないと、平松市長には申し訳ないですけれども、平松市長ではですねぇ、区民のひとりひとりの細かなニーズ、汲み上げられません。っていうのは、僕は府知事ですから、空港とか、港とか、高速道路とか、バンバンやるじゃないですか。で、住民に身近なことはね、池田市長とか、箕面市長とか、河内長野市長とかに、委ねる訳なんです。
 平松市長、どういうポジションかというと、港もやらないといけないし、高速道路もやらないといけない、地下鉄もやらなきゃいけない、それに加えて、いわゆるその、基礎自治体という、住民に身近なこと、ゴミの問題とか、舗装の問題とか、全部やれったって無理ですよ。

 僕の仕事は、あくまでも広域の問題、産業基盤とか、港、高速道路とか、そういうところに集中しているからできている訳で、これに池田市長とか、箕面市長がやっている仕事も併せもってやれっていったら、もうパンクです。それが、今の大阪市の状態なんです。

(コ)平松市長ひとりでやれというのは無理やのに、なんでそれを頑張らはるわけですか。
(知)これは、大阪維新の会の主張から言わすと、平松市長ではなくて、全部、役所がやってるってことなんです。
 だから、平松市長、どちらの仕事をやりたいんですか。
 「一緒にやりまひょ」っていうキーワードでね、いろんな区民の中に入っていくっていう、そういう仕事とですね、空港の話とか、港の話とか、全然違うんですよ。それを全部、一緒くたにはできないんです。
 これ、全部できないのに、なぜ平松市長が拘るかっていうのは、今の大阪市長っていう、この組織を変えようっていうことを、一切拒否されちゃうんですよねぇ。

(コ)私は、大阪市みたいな大きなところは、橋下さんがおっしゃるみたいにするのが、一番いいだろうと。同じような問題を抱えているのは、神奈川県がそうだと思うんです。
 東京はこれから先、抵抗があるかもしれないのは、区にすると、それぞれの区が自立をする訳ですね。そこの区の独立採算みたいになりますから。でも、多少格差が出るって問題は出てくるのかなぁ。この辺をどうなさるのかっていうのが、課題ではあるかなぁ。
(知)区の財政上の格差っていうものは、当然これ、調整が入りますが、しかし大阪府域内の池田市にしても、箕面市にしても、門真市にしても、泉州の方にしても、みんな格差ってあるんですよ。それを前提に自治体ってあるんですね。
 だから、それよりも、区民に近いところで、選挙で選ばれた長がいないと、僕は平松市長、今回の生野区補選、それから福島区補選で、いろんな話を聞きましたけれど、平松市長は区民まつりとか、色々行かれてるかもしれませんが、区民ひとりひとりに聞いたら、「いや、市長と話したことない。」って人ばっかりだったんですよ。これは、基礎自治体としては、成り立ってないんですよね。普通は、5万人の市とか、そういうとこだと、ほとんどの市民と飲み食いしたりとか、してるんですよね。市長さんがね。えぇ。

(司)ただ、僕がそういう自治体の長的な立場で考えると、大阪市って、ひとつの県くらいのあるところでしょ。ということは、やっぱり、それは力もあるっていうか、気分いいところがありますよね。
(知)そうなんですよ。
(司)で、自治体の職員にしても、ちょっと気分いいですよね。そこが、まず、大きいかなぁ。
(知)いや、一番です。そこです。市議会議員も、そこなんです。市長も、役所も。だから、僕が今、大阪府知事で、要は平松市長が言われていることっていうのは、僕が府知事で大阪府域内の43市町村の長は、選挙で選ばなくていいと、大阪府庁から役人を派遣すると、あとは全部俺に任せてくれっていってるのが、今の平松市長の立場なんですよ。
(コ)だから、神奈川でもそうですよね。中田さんは、やっぱり知事より、俺の方が先にしてるんだっていう意識、持ってましたからね。

・・・・・以下、(その2)に続きます。
posted by 結 at 04:08| Comment(0) | 概要 | 更新情報をチェックする
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