2010年07月17日

大阪府と大阪市の実績の比較も知りたいよね(その1)

 前回、大阪都構想の具体的な説明がなかなかされないと書きました。
 また、かなり以前の記事ですが、大阪市の分割を提案するなら、「市民生活には、どのような影響があるのか。このことで、分割後の市の行政サービスは、どのように改善されるのか。現在の基礎自治体としての行政サービスは、維持できるのか。」って、当然訊かれることじゃないかなと書きました。
 今回は、それに加えて、なぜ教えてくれないのかな・・・の話です。

 大阪都構想のひとつの側面として、大阪市が大阪市内で行っている(大阪市が政令市でなければ、大阪府が行う)広域行政は、大阪府が担当した方がいいんだ・・・という主張があるのだと思います。
 でもそれならば、そういう事業範囲について、大阪市の行政サービスと、大阪府が大阪市以外でやってる行政サービスを(有利とこだけ取り出したとか言われないように、できるだけ広範に)比較して、市民にアピールすればいいように思うのですが。
 大阪府の事業が、どれだけ優れていて、大阪市が政令指定都市じゃなくなれば、どんな風に行政サービスが良くなるか、具体的に示せば、それって、大阪都構想のとっても後押しですよね。少なくとも、「悪魔の大阪市役所を潰して、天使の大阪市役所にしましょう。」なんて戯言よりは、説得力があるはずです。

 対象業務って、結局よく分からないのですが、都市計画の実績や福祉事業、保健所・児童相談所・福祉事務所のサービスなどでしょうか。
 水道事業とかが、本来、分かり易いんですけどね。「水道事業の統合効果が期待される」なんていうよりも、「大阪府に統合したら、(今、大阪市外では水道料金は××円だから、)今までの水質を保証して(あるいは、今までより水質が向上して)、水道料金が××円安くなる!」とか言えば、一発で響くじゃないですか。

 逆に、こういうことをちゃんと言わないのって、実は、行政サービスが悪くなるのを隠してるのかな、とか勘ぐっちゃいます。
 でもきちんと説明しないで、市民に選択をさせて、例えば、水道事業統合の後になって、「水道料金が、大阪市の場合は値上げになります!」とか言ったら、それって「騙し」ですよね。

 だから、有利・不利に関わらず、行政サービスの違いをきちんと説明するのって、絶対必要なことだと思うのですが、何か説明してくれないのですよね。
posted by 結 at 01:04| Comment(0) | 広域行政 | 更新情報をチェックする
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