2010年07月02日

橋下知事、「ちちんぷいぷい」を叱責する(その2)

 前回は、毎日放送「ちちんぷいぷい」が、大阪都構想と関連して、市税の固定資産税の(東京)都税での取り扱いを放送したことに対して、橋下知事が会見の場で、番組名を名指しして「デタラメな解説をする。」と批判したことについて、書きました。

 これに対して「ちちんぷいぷい」は、24日の放送で橋下知事の会見の模様を放送した後に、
 前日の放送は、言葉足らずな点もあったかもしれないが、東京都の制度を説明したに過ぎない。
 橋下知事の批判の真意は、大阪都構想について放送で説明できるよう求めたのだと思う。近日の選挙が終わり次第、お呼びしたいと思う。
としました。
(ただ、その態度からは、放送上問題がなかったか、かなり焦って確認したように、見て取れました。)

 わたしの感想としては、「ちちんぷいぷい」の最初の23日の放送内容は、「東京都では」と断りつつも、大阪都構想に強く引き当てて説明していたので、東京都の制度を説明しただけというのは、無理があるように思います。

 けれども、橋下知事はデタラメな放送といいつつも、「『55%取る』とは言っていない」と言っているだけで、固定資産税の都税化自体は、一切否定していません。
 「一生懸命『東京都に準ずる訳じゃないですよ』って言ってる」とは言っても、固定資産税の都税化自体が東京都の制度を持ってきている訳で、この内容を理解しようとすれば、東京都の制度をある程度は参考にせざるを得ません。
 それとも、大阪都構想が実現され、配分率が決定されるまで、大阪市民・大阪府民は、このような税の根幹についても、具体的なイメージを持って理解するべきでないというのでしょうか。

 「ちちんぷいぷい」は、元来、橋下知事に好意的な報道が多い番組で、今回も少し変わった切り口で取り上げようとしたに過ぎないように見えました。(わたしから見ると、まだまだ踏み込み不足です。)
 それを知事の会見として、このような批判を行ったということは、大阪都のマイナス面を報道で取り上げないように、強い牽制を行ってように感じました。
 何しろ、ここで挙げられたような骨格すら示されていない以上、(推測であることや根拠などは、できるだけ明らかにされるべきとしても)多少とも推測なども加えなければ、大阪都について具体的な議論を行っていくことはできないのですから。
posted by 結 at 02:42| Comment(0) | その他 | 更新情報をチェックする
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